風の時代にあえてNOといってみる
ハイ!タイトル通り、ここではわたくしが最近いろいろな占星術とかスピ系ブログで「みずがめ座の時代」とか「アクエリアンエイジひゃっほう☆」とやや浮かれた感じ(いやそんなんばっかりではないですが)の記事を見かけるたびに思っていたことを書いてみます。
そもそもなぜ「風の時代」といわれているかというと、この世のエネルギーが地から風に移っていくからなんですが。それはなんで?ということで。
まず「グレートコンジャンクション(グレコン)」という現象についてちょっと触れておきますね。このグレコンという現象は、木星と土星がコンジャンクション(天体同士がくっつくこと)のことを指します。
木星(拡大・発展)と土星(制限)の星がくっつくことで、今までのシステムを見直し、不要なものをそぎ落としていく力が働きます。
このグレコン自体は約20年ごとに発生するのでそれほど珍しい現象ではないのですが、グレコンが起きるエレメント(火・地・風・水)は大体200年ごとに変わるんですね。
歴史をさかのぼると、1800年代の産業機械革命は地のサイン(おうし・おとめ・やぎ)で起きていました。その後1981年はてんびん座(バブルのころですね)ですが、2000年にはおうし座、直近ではやぎ座、といった地のサインでおきており、このやぎを最後にいよいよ風のサイン(ふたご・てんびん・みずがめ)であるみずがめ座で、2020年12月22日に起こるグレートコンジャンクションを皮切りに、本格的に風のエレメントに移行していきます。
つまり、物質の世界から風のエレメントの象徴する言葉や知識、ITといったものもそうですね。目に見えない世界などに意識が移っていくといわれているんですね~。
さらに、2045年は 人工知能は人間の脳を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)に到達するといわれています。
昨今のITの発達ぶりを見るとなるほどなあ~と思わないでもないですが。
映画の「マトリックス」や「ターミネーター」の世界が冗談ではなくなるかもしれませんよね。
逆に、人工知能が発達して人は単純労働から解放され、本当に自分の好きな仕事だけをしていける世界になるかもしれない。
個人的にはトヨタとNTTの資本提携によるスマートシティの流れを見たいところ。実際問題2025年問題( 団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、医療や介護などの社会保障費の増大が懸念される問題 のことです)も控えているので、現実的にはAIの力を借りないと乗り切れないとは思ってはいます。
どちらに転ぶのかは我々のこれからの行動次第なので、ここで断定はできませんが、よい報告に向かって欲しいなとは思います。
ただねえ…。
これだけ情報だ、人工知能だといわれまくっているのでね。
あえてこの時期に私はちょっと待った!をいいたいのですよ。
占星術の考えでは、次のサインに移るとき前のサインの見直しが必ず起こります。
つまり、地の時代から風の時代にうつることで、地の時代のものがそぎ落とされる現象が起きてきます。特に最初は反動が大きいので「そんなの古臭い!」とか「今は流行らないよ!」ってことになりやすい。
これがね、私がすごーく危惧している部分。
確かに今の世の中無駄なこともあるし、見直していかなければならないこともあるでしょう。化石のような上司にイラつくこともあるでしょう(笑)それはよおおっくわかります。
また、ITの発達により生活は格段に便利になり、ネットを通じて世界中の人とつながるようになった。これはとても素晴らしいことです。
その素晴らしさを十分享受している自分ですが。
でもね。
「 土から離れては生きられないのよ 」
ってシータもいってます。
わたくし、この「天空の城ラピュタ」の中でシータがいってる「ゴンドアの谷の歌」が好きなんですよ。すごーく人として忘れちゃいけないことを歌ってますよね。あと個人的に4つのエレメントのイメージともつながるんですよね。
「土に根をおろし(地)、風とともに生きよう(風)。種とともに冬を越え(水)、鳥とともに春を歌おう (火)」(天空の城ラピュタ シータの台詞から「ゴンドアの谷の歌」より)ですね。私的には。
自分が風から水の時代に移るころはさすがに生きてはいないでしょうが。
これからの「風の時代」に地の「実感できるありがたさ」や水の「共感力」は忘れずに生きていきたいなあと思っております。
おっと火の「だってやりたいだもん!」って情熱も忘れちゃいけないですね★