心理占星術とは

stargarden/ 2月 16, 2020/ 占星術/ 0 comments

占星術といっても世の中にはたくさんの種類があります。
西洋占星術・インド占星術・東洋占星術…。
私が使っているのは西洋占星術の中でも「心理占星術」といわれるものです。

普通の西洋占星術と何が違うの?といわれると、説明が難しいけれど。
私が心理占星術をいいな!と思ったきっかけを説明代わりに書いてみようと思います。

一言でいうと、心理占星術は個人に焦点をあてたものというのが一つ上げられるのではないかな、と思います。
もともと占星術の歴史をたどると、どこの国でもそうですが、最初は個人に使うものではなく国家的なことを占うために使われていました。
今のようにパーソナルなことを占うようになるのはずっとあとなのです。

ですから、昔は占いに使う天体にも吉凶がありましたし、天体同士の関係性(アスペクト)やハウス(天体が滞在している部屋)にも吉凶を与えていたのです。
そもそも政治的なことに使っていたのですから、吉凶を与えるのは当然で、そうでないと占った意味がありませんよね。
「今度の戦争は勝つか」と聞いているのに「努力しだいで勝つかも?」では意味がないでしょう?(笑)

ですが、占星術がよりパーソナルなものとなっていくにつれて、単純に吉凶で割り切るのはナンセンスではないか、と私は思うのですよ。
時代が変われば人の考え方も変わります。
たとえばちょっと専門的な話になりますが、木星は最大の吉星と考えられているわけですが、仮に何でもかんでも拡大・発展することがいいことだけとは限りませんよね?
個人でもそうでしょう。手を広げるだけ広げて結局形にできなければ大ぶろしきを広げただけで終わってしまいます。
けれど、昔は時代もあって個人が手を広げられる範囲というのは限られていました。絶対的な身分制度のもとでいかに自分の家や商売を発展させていくか「制限の中の発展」というものではなかったのではないか、と個人的には思います。
ですから、木星=発展でよかったのです。
もう一つ、吉と呼ばれるアスペクトにトラインというものがありますが、これも安定・調和といった意味がありよいものとされていました。
これも昔は今のように個人が好きな仕事をしたり簡単によそに行けない時代でしたから、例えば商家なら代々の家が安定して発展するというのはとてもありがたいことだったわけです。

そう考えてくると昔の解釈は合理的だったといえますよね。

しかし、今は違います。

もちろん限界はありますが、少なくとも今の日本では個人の自由がかなり許されている時代になりました。
そうなってくると、安定が必ずしもいいことなのか?という疑問が出てきます。
むしろ、安定はかえってその人の成長の機会を妨げることにならないだろうか?という疑問も生まれてきますね。

心理占星術は古来「凶」といわれていたポイントを「成長の機会」ととらえます。
これは心理占星術の大家ノエル・ティル先生の言葉ですが、占星術コンサルテーションの目的は「潜在能力発揮の障害になりうる要素を見つけること」だとおっしゃっています。
そして、もう一つ「星は何もしない、動くのは人なんだ」ということもおっしゃっています。

これは心理占星術の肝といえる言葉ではないでしょうか。

私たち占星家の役割は、個人の気づいてない能力を伝えること、そしてそれをよりよく使って頂けるようにお手伝いすることだと私は考えています。

逆に個人の力を十分に発揮できていれば、仮にどんな時代になってもその人は生きていけるのではないでしょうか?

土から風の時代になろうと、トリプルコンジャンクションが起ころうと。
それは単なる「できごと」にすぎません。
その「できごと」にどういった意味を与えるのかが大事ではないでしょうか。
(この解釈が人によって違ってしまうので、結果占星術が当たらない、という印象を世の人に与えてしまう原因にもなっている部分はあると思っているのだけれど、それはいったんおいといて)

厳しい出来事をチャンスととらえるか、星のせいにして逃げてしまうか。
それはあなたが決めることです。

もう一度書いておきますね。

星は何もしない、動くのは人ですよ。

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